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Vol.6 合同曲「逝く夏の歌」の紹介

⭐️「逝く夏の歌」ってどんな曲?

この詩は、中原中也の生前に唯一刊行された詩集『山羊の歌』(1934年)に所収されています。ダダイズムに影響を受けた退廃的な空気をまといながらも、どこか懐かしさを感じさせる言葉が並びます。今回の曲では、あえて第三連のみを抜粋することで、詩のもつノスタルジックな側面がいっそう際立つように工夫されています。


⭐️指揮者の推しポイントは?

この曲は、明るさを帯びながらも、ふとした瞬間ににじむ寂しさが大きな魅力です。特に17小節以降のヴォカリーズでは、軽やかなリズムの中にふっと現れる陰影が、詩に込められたかすかな不安や静かな諦念と重なり、短いながらも深い余韻を残します。


⭐️指揮者から一言(選曲理由や意気込みなど)

そうなそ単独ステージとのつながりも意識して、この作品を選びました。山口を代表する詩人 中原中也の世界を、皆でじっくりと味わいましょう!

 
 
 

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2025年5月3日(土) 15:30開場 16:00開演
小金井 宮地楽器ホール 大ホール

花ぬそ こぉらすこんさあと in Tokyo

出演:
混声合唱団「花みずき」
合唱団 ぬっく
合唱団そうなそ


主催:花ぬそプロジェクト実行委員会
後援:一般社団法人 東京国際合唱機構/兵庫県合唱連盟/東京都合唱連盟/山口県合唱連盟

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